大石左派(読み)おおいしさは

精選版 日本国語大辞典 「大石左派」の意味・読み・例文・類語

おおいし‐さは おほいし‥【大石左派】

〘名〙 永享一四二九‐四一)の頃起こった刀工流派の一つ。筑前左文字の門人実行を祖とし、室町時代筑後国福岡県大石に住んでいた鍛工一派作風は、左文字といくらか異なる。家永、良永、資永らの名工が輩出し、名乗りに「永」の字を用いるものが多く、室町時代を通じて活躍した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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