大熱(読み)だいねつ

精選版 日本国語大辞典 「大熱」の意味・読み・例文・類語

だい‐ねつ【大熱】

〘名〙
病気などで非常に高くなった体温高熱
※全九集(1566頃)三「大熱或は時令熱せば、石膏
② 非常に厳しい暑さ。炎熱大暑猛暑
古今著聞集(1254)三「寛平遺訓にも〈略〉大熱大寒慎之と侍り」 〔韓琦‐苦熱詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「大熱」の意味・読み・例文・類語

だい‐ねつ【大熱】

非常に高い体温。高熱。
「この半月の―にからだはさながら燃えがらのごとくなって」〈蘆花思出の記
ひどい暑さ。炎熱。大暑。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「大熱」の読み・字形・画数・意味

【大熱】たいねつ

大暑。

字通「大」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android