大河内町(読み)おおかわちちよう

日本歴史地名大系 「大河内町」の解説

大河内町
おおかわちちよう

面積:九七・一七平方キロ

神崎郡の北西端に位置し、東は神崎町、南は市川いちかわ町、西は飾磨しかま夢前ゆめさき町・宍粟郡一宮いちのみや町、北は朝来あさご生野いくの町と接する。市川の上流域を占め、町域の八八パーセントが山林に覆われる。JR播但線が市川に沿って縦断し、南部を主要地方道加美かみ山崎やまさき線、北部を同一宮―生野線が東西に通る。江戸時代には神西じんさい郡に属した。明治二二年(一八八九)の町村制施行により神西郡寺前てらまえ村・長谷はせ村が成立。同二九年神西郡・神東じんとう郡と多可たか郡の一部が合併して神崎郡と改称、寺前・長谷の両村も同郡に属した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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