大江 満雄(読み)オオエ ミツオ

20世紀日本人名事典 「大江 満雄」の解説

大江 満雄
オオエ ミツオ

昭和期の詩人



生年
明治39(1906)年7月24日

没年
平成3(1991)年10月12日

出生地
高知県幡多郡宿毛町(現・宿毛市)

学歴〔年〕
東京市立労働学院卒

経歴
大正9年上京。13年「詩と人生」、15年「文芸世紀」の創刊に参画し、表現主義風の戯曲と詩を発表。次第にプロレタリア詩に傾倒して昭和3年処女詩集「血の花が開く時」を発表。11年コムアカデミー事件検挙戦後「至上律」「現代詩」などに拠りユニークな人生派詩人として活躍、ユネスコ運動にも参加した。他の著書に、詩集「日本海流」「海峡」、童話集「うたものがたり」「イエス伝」、評論集「日本詩語の研究」など。平成8年詩と評論の「大江満雄集」が刊行された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「大江 満雄」の解説

大江 満雄 (おおえ みつお)

生年月日:1906年7月24日
昭和時代の詩人
1991年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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