大橋 敏成(読み)オオハシ トシナリ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「大橋 敏成」の解説

大橋 敏成
オオハシ トシナリ


職業
ビオラ・ダ・ガンバ奏者

肩書
上野学園大学名誉教授

生年月日
昭和7年 3月17日

出生地
東京都

学歴
東京芸術大学〔昭和32年〕卒,エール大学大学院〔昭和40年〕修了

経歴
東京芸術大学でコントラバスを学ぶ。昭和32〜37年日フィル、37〜39年読響でコントラバス奏者をつとめる傍ら、バッハ・ギルド、東京ゾリステンなどで活動。この間、39年エール大学大学院、40年ワシントン大学大学院、41年バーゼル・スコラ・カントールムに留学。同年から上野学園大学に勤務し、48年教授。16〜18世紀の弦楽器ビオラ・ダ・ガンバの演奏家で、我が国における古楽復興運動の草分け的存在として活躍。47年からコンチェントゥス・ムジクを主宰し、オリジナル楽器によるバロック演奏を行った。

受賞
英字新聞音楽バレエ批評家賞〔昭和39年〕,石橋蔵五郎奨学金〔昭和47年〕

没年月日
平成15年 10月30日 (2003年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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