大検(読み)ダイケン

デジタル大辞泉 「大検」の意味・読み・例文・類語

だい‐けん【大検】

大学入学資格検定」の略。→高校卒業程度認定試験

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大検」の意味・読み・例文・類語

だい‐けん【大検】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

百科事典マイペディア 「大検」の意味・わかりやすい解説

大検【だいけん】

大学入学資格検定略称。中学卒業以上の者は誰でも受験でき,合格すれば高校を卒業しなくても大学に進む資格が得られる検定。1951年発足。1992年度以降,大検受験者は2万人を超え,毎年約30%が合格。もとは旧制中学卒業者や新制中学卒業後経済的理由などのために進学できなかったものの救済措置の意味合いをもっていたが,昭和60年代から高校中退者の大学受験へのバイパスとして志望者が急増し,高校教育の矛盾を補う第2のコースとして定着した。さらに2001年度から義務教育未修了者にも受験資格を認めることとなり,18歳以上ならば朝鮮学校など外国人学校に学ぶ人々にも国立大学への門戸が開かれる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android