大暑(読み)たいしょ

日本大百科全書(ニッポニカ)「大暑」の解説

大暑
たいしょ

二十四節気の一つ。陰暦6月の節。夏至(げし)から約1か月後で、新暦では7月23日にあたっている。8月8日ころの立秋までの大の期間は、一年中でもっとも気温の高い季節にあたる。大暑の前半は「梅雨(つゆ)明け10日」の夏型の安定した天の場合が多いが、後半になると、年によって暑さが厳しい場合と、早く秋風がたって比較的涼しくなる場合とがある。アブラゼミが鳴き、トンボが飛び交い、サルスベリ、ナデシコなどの夏の花が盛りの季節でもある。

根本順吉

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精選版 日本国語大辞典「大暑」の解説

たい‐しょ【大暑】

〘名〙
① はげしい夏の暑さ。夏のきびしい暑さ。酷暑極暑。烈暑。
※蕉堅藁(1403)題玉畹外史扇「大暑鑠膚、揮汗作雨」
※滑稽本・八笑人(1820‐49)三上「何か当年は格別の大暑にて」 〔山海経‐大荒西経〕
② 二十四節気の一つ。太陽の黄経が一二〇度のときをいう。陰暦では六月中旬、新暦では七月二三、四日頃で、気候的にも梅雨明け後の、もっとも暑気のはげしい頃にあたる。《季・夏》
※延喜式(927)一六「起大暑八日十五日」 〔管子‐幼宮

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「大暑」の解説

大暑
たいしょ

二十四節気の一つ。元来太陰太陽暦の6月中 (6月後半) のことで,太陽の黄経が 120°に達した日 (太陽暦の7月 23日か 24日) に始り,立秋 (8月7日か8日) の前日までの約 15日間であるが,現行暦ではこの期間の第1日目をさす。気候的には日照りが続く酷暑の候であって,昔中国ではこれをさらに5日を一候とする三候 (腐草為蛍,土潤溽暑,大雨時行) に区分した。ほたるが飛び,じめじめして蒸し暑く,ときには大雨の降る時期の意味である。

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日本文化いろは事典「大暑」の解説

大暑

7月23日頃 大暑とは、暑さが最も厳しくなるという意味です。厳しい暑さにより、夏の到来を強く感じます。農家にとっては草取り害虫駆除など暑い中での農作業が辛い節目の日です。またこの時期は、蒸し暑さに襲われることで体力消耗が激しくなるため、夏バテ防止のために精力のつくウナギを食べる習慣があります。

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デジタル大辞泉「大暑」の解説

たい‐しょ【大暑】

厳しい暑さ。極暑。酷暑。「記録的な大暑
二十四節気の一。7月23日ごろ。一年のうちで、最も暑い時期。 夏》「念力のゆるめば死ぬる―かな/鬼城
[類語]猛暑暑気酷暑極暑激暑厳暑炎暑暑さ暑熱炎熱酷熱温気向暑残暑焦熱極熱灼熱暑い蒸し暑い暑苦しい焼け付く蒸すいきれ人いきれ草いきれむんむんむしむしする

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普及版 字通「大暑」の解説

【大暑】たいしよ

ま夏の暑さ。

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