大慈恩寺三蔵法師(読み)だいじおんじさんぞうほうし

世界大百科事典(旧版)内の大慈恩寺三蔵法師の言及

【慈恩寺】より

…〈大慈恩寺〉という寺額を賜り,たまたまインドから帰国した玄奘を迎えて上座とし,翻経院で訳経に専念させた。玄奘を大慈恩寺三蔵法師とよぶのは,そのためであり,玄奘の高弟の窺基は,この寺で法相宗を広めたので,慈恩大師とよばれる。玄奘が将来した経典と仏像を収めるために5層の塼塔を建てたが,8世紀初頭に高さ64mの7層の塔に改修され,〈大雁塔〉と称されて現存し,史都西安のシンボルとなっている。…

※「大慈恩寺三蔵法師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android