大悪(読み)だいあく

精選版 日本国語大辞典 「大悪」の意味・読み・例文・類語

だい‐あく【大悪】

〘名〙 (「たいあく」とも) たいへんな悪事。また、それを行なう人。極悪。〔文明本節用集(室町中)〕
浄瑠璃・娥歌かるた(1714頃)五「大悪の御本社をしめたれば、末社末社は今の間と」 〔春秋左伝‐荘公二四年〕

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デジタル大辞泉 「大悪」の意味・読み・例文・類語

だい‐あく【大悪】

大きな悪事。極悪ごくあく。また、大悪人。「大悪無道ぶどう」⇔小悪

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普及版 字通 「大悪」の読み・字形・画数・意味

【大悪】たいあく

非常の悪事。〔公羊伝、隠十年〕外に於ては、大惡は書するも、小惡は書せず。

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