大御神(読み)おおみかみ

精選版 日本国語大辞典 「大御神」の意味・読み・例文・類語

おおみ‐かみ おほみ‥【大御神】

〘名〙 (「おおみ」は接頭語) 「神」を敬っていう語。
古事記(712)上「僕(やつかれ)は邪(きたな)き心無し。唯(ただ)大御神(おほみかみ)の命(みこと)(も)ちて」

おおん‐かみ おほん‥【大御神】

〘名〙 (「おおみかみ」の変化した語。「おほむかみ」とも表記) =おおみかみ(大御神)
書紀(720)崇神六年(北野本訓)「天照大神(あまてるヲホムカミ)

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デジタル大辞泉 「大御神」の意味・読み・例文・類語

おおみ‐かみ〔おほみ‐〕【大御神】

敬称。おおかみ。
もろもろの―たち、舟舳ふなのへに導きまをし」〈・八九四〉

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