大廈(読み)たいか

精選版 日本国語大辞典 「大廈」の意味・読み・例文・類語

たい‐か【大廈】

〘名〙 大きな建物豪壮な建物。
続日本紀‐天平宝字二年(758)正月戊寅「用靡材、以成大廈
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「坑口より鉤瓶に乗て、〈略〉礦底に達すれば、中に曠廊たる爽地を開き、塩岩を以て築成せる、一の大廈に到るが如し」 〔淮南子‐説林訓〕

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デジタル大辞泉 「大廈」の意味・読み・例文・類語

たい‐か【大×廈】

大きな建物。りっぱな構えの建物。

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普及版 字通 「大廈」の読み・字形・画数・意味

【大廈】たいか

大家屋。漢・王褒〔四子講徳論〕千金の裘(かはごろも)は、一の腋(えき)(わきの皮)に非ざるなり。大廈の材は、一丘の木に非ざるなり。太の功は、一人の略(図計)に非ざるなり。

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