大度(読み)たいど

精選版 日本国語大辞典 「大度」の意味・読み・例文・類語

たい‐ど【大度】

〘名〙
① (形動) 心の広いこと。度量の大きいこと。また、そのさま。大量。大度量。
文華秀麗集(818)中・賦得漢高祖〈仲雄王〉「豁如有大度、生事未曾営
浄瑠璃源平布引滝(1749)一「寛仁大度(タイド)の仰には」
② 地球表面における大圏にそった一度の長さ。
暦象新書(1798‐1802)中「大度は曲尺三十八万八千八百尺に当れり」

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デジタル大辞泉 「大度」の意味・読み・例文・類語

たい‐ど【大度】

度量の大きいこと。
「強いて寛仁―を示そうとして」〈里見弴多情仏心
[類語]重厚厳か厳粛粛粛粛然森厳荘厳そうごん荘重重重しい物物しい厳めしい厳として重み広量堂堂太っ腹マッシブ

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普及版 字通 「大度」の読み・字形・画数・意味

【大度】たいど

大きな度量。〔史記、高祖紀〕常に大度り。家人の生作業を事とせず。

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