大山猫(読み)おおやまねこ

精選版 日本国語大辞典 「大山猫」の意味・読み・例文・類語

おお‐やまねこ おほ‥【大山猫】

〘名〙 ネコ科哺乳類。大きさは小さなヒョウぐらいで体長は約一メートル。尾は短い。体は淡褐色斑紋不明瞭。耳に黒色の長毛がはえている。泳ぎも木登りも上手で、ノウサギ鳥類を捕食する。朝鮮半島サハリンのほか、ユーラシア大陸北部に広く分布リンクス。なお、北アメリカ北部には近縁カナダオオヤマネコがいる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「大山猫」の意味・読み・例文・類語

おお‐やまねこ〔おほ‐〕【大山猫】

ネコ科の哺乳類。体長1メートルに達する。尾は短いが四肢は長く、長距離歩行に耐え、毛深く寒さに強い。耳の先端に黒い長毛がある。ヨーロッパ・アジア北部・北アメリカに分布。リンクス。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「大山猫」の解説

大山猫 (オオヤマネコ)

学名Lynx lynx
動物。ネコ科の哺乳動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android