…第2次大戦前の人絹(レーヨン)の黄金時代に半独占的な地位を占めた同社も,戦後は苦難の再出発を余儀なくされた。合繊への転換に乗り遅れた同社は,56年大屋晋三(1894‐1980)を社長に再任し,技術導入を中心に合繊への体質転換を図った。その後ポリエステル系繊維〈テトロン〉の企業化に成功,レーヨン部門の比重が下がったため,62年現社名にした。…
※「大屋晋三」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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