大宰府の長官(かみ)である帥の権官。中央顕官の左遷先の場合と,名誉職としての帥に対する実質的な長官である場合がある。前者の例では菅原道真(みちざね)と源高明(たかあきら)が代表的。後者は親王の帥が出現する9世紀半ばからみられるが,まもなく大弐(だいに)も実質的な長官となり,両者は同時には任命されなくなる。さらに公卿の兼官でもあったため,しだいに現地に赴任しなくなり,12世紀前半からは完全に遥任(ようにん)となった。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
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