大嫌（読み）だいきらい

精選版 日本国語大辞典

だい‐きらい ‥きらひ【大嫌】

〘形動〙 非常にきらうさま。特に遊里の女がよく用いたことば。

※洒落本・当世嘘之川（1804）五「『またいな、大きらひ』『その大(タイ)きらひもちと直さねばならぬ、けふから町の女じゃに依て、おきさん、チト町ことば教へてやってへ』」

出典　精選版 日本国語大辞典