大場白水郎(読み)おおば はくすいろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大場白水郎」の解説

大場白水郎 おおば-はくすいろう

1890-1962 大正-昭和時代の俳人
明治23年1月19日生まれ。久保田万太郎の勧めで俳句をはじめる。籾山梓月(もみやま-しげつ)らの影響をうけ「俳諧(はいかい)雑誌」「椿」「春蘭」などに作品を発表,選句も担当した。昭和37年10月10日死去。72歳。東京出身。慶応義塾卒。本名は惣太郎。別号に縷紅亭(るこうてい)。句集に「縷紅抄」「早春」「散木集」など。
格言など】甲斐の空へ黙祷おくる秋深き(飯田蛇笏への悼句)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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