大型工業技術研究開発制度(読み)おおがたこうぎょうぎじゅつけんきゅうかいはつせいど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

大型工業技術研究開発制度
おおがたこうぎょうぎじゅつけんきゅうかいはつせいど

大型プロジェクト研究開発計画ともいう。日本の国民経済上緊要であり,先導的かつ大型の技術について,国が資金を全面的に負担し産業界,学界などとの協力体制のもと研究開発を推進するために設けられている制度。 1966年に通商産業省工業技術院を中心に発足し,過去のテーマに,「超高性能電子計算機」「脱硫技術」「オレフィンなどの新製造法」「大深度遠隔操作海底石油掘削装置」「海水淡水化と副産物利用」「電気自動車」「パターン情報処理システム」「航空機用ジェットエンジン」「海底石油生産システム」などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android