大原[町](読み)おおはら

百科事典マイペディア 「大原[町]」の意味・わかりやすい解説

大原[町]【おおはら】

岡山県北東部,英田(あいだ)郡の旧町。主集落大原は渓口集落で,藩政時代は因幡(いなば)街道宿場町。牛(粟倉(あわくら)牛)の飼育,野菜の抑制栽培が行われ,近年は企業誘致も進む。宮本宮本武蔵の生地。2005年3月勝田郡勝田町,英田郡美作町,作東町,英田町,東粟倉村と合併し市制美作市となる。54.48km2。4847人(2003)。

大原[町]【おおはら】

千葉県南東部,夷隅(いすみ)郡の旧町。中心市街は外房線といすみ鉄道の分岐点で,地方商業の一中心。大原漁港は沖合漁業根拠地で,水産加工も盛ん。内陸部では米などを産する。波切不動堂(重要文化財)のある大聖寺海水浴場があり,海岸部は南房総国定公園に属する。2005年12月,夷隅郡夷隅町,町と合併し市制,いすみ市となる。66.61km2。2万849人(2003)。

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