大仁邦彌(読み)だいにくにや

知恵蔵mini 「大仁邦彌」の解説

大仁邦彌

元サッカー選手、サッカー指導者。1944年10月12日、兵庫県生まれ。慶應義塾大学を卒業し、70年、三菱重工業株式会社に入社、サッカー部(現 浦和レッドダイヤモンズ)でディフェンダーとして活躍。Jリーグの基礎となった日本サッカーリーグで2度優勝し、天皇杯全日本サッカー選手権大会では3度優勝を経験した。また、日本代表にもなりFIFAワールドカップ・西ドイツ大会の予選などに出場した。78年、同社サッカー部の選手権コーチとなり、翌79年に現役引退、84年~88年まで監督を務めた。92年6月より財団法人日本サッカー協会(JFA)の施設委員会委員長を務め、特任理事、強化員会委員長、常務理事、女子委員会委員長などを歴任。12年6月より公益法人日本サッカー協会会長となっている。また、株式会社日本フットボールヴィレッジ代表取締役社長(03年~09年)、日本フットサル連盟会長(06年~12年)、FIFA加盟協会委員会委員(12年~)などにも就任した。

(2015-2-6)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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