大井川行幸和歌序(読み)おおいがわぎょうこうわかのじょ

精選版 日本国語大辞典 「大井川行幸和歌序」の意味・読み・例文・類語

おおいがわぎょうこうわかのじょ おほゐがはギャウカウワカのジョ【大井川行幸和歌序】

延喜七年(九〇七)九月一〇日、宇多法皇の洛西大堰川御幸(当時は行幸といった)の時に供奉(ぐぶ)歌人紀貫之、凡河内躬恒ら六名が奉った六三首の歌に付された仮名の序。紀貫之著。この序文だけが伝わる。治世を賛嘆した駢儷体(べんれいたい)風の技巧をこらした美文

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