大世界(読み)だいせかい

世界大百科事典(旧版)内の大世界の言及

【新世界】より

…内外の文明の接点である開港場にふさわしいものとして大衆にうけ,家族ぐるみの行楽の場として上海市民の娯楽に新生面を開いたのみならず,しだいに他都市にもひろがっていった。17年には大規模な大世界が出現し,その後さらに似たようなものが数多く生まれた。同年には中国最初の百貨店である先施公司も出現したが,中華民国となって数年,上海の市民生活はかなり大きく変貌しはじめたのである。…

※「大世界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」