大きな(読み)オオキナ

デジタル大辞泉 「大きな」の意味・読み・例文・類語

おおき‐な〔おほき‐〕【大きな】

[形動]形容動詞「おおきなり」の連体形「おおきなる」の音変化》
容積面積が広い空間・場所を占めるさま。「大きな箱」「大きな池」⇔小さな
数・量が多いさま。「大きな音」⇔小さな
程度がはなはだしいさま。「大きな格差」⇔小さな
規模が並を超えているさま。また、範囲の広いさま。「大きな計画」「問題の大きなとらえ方」⇔小さな
重大・重要なさま。「大きな原因となっている」⇔小さな
年長であるさま。「大きな息子」⇔小さな
大げさであるさま。また、いばっているさま。「大きなことを言う」「大きな態度
大きい[用法]
[補説]「声の大きな人」のように、述語としても用いられるので、形容動詞と認められる。連体形だけが用いられる。
[類語]大きいでかい大いなるでっかいどでかい馬鹿でかい大振り大形大柄大口大作り大粒粗大肥大嵩張かさばビッグでかでか巨大ジャンボジャイアントマクロマキシマムマンモスキングサイズ過大豪壮雄大壮大大規模壮麗広壮極大最大特大強大超弩級ちょうどきゅう大掛かり大仕掛け大大的

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