精選版 日本国語大辞典 「大いなる遺産」の意味・読み・例文・類語
おおいなるいさん おほいなるヰサン【大いなる遺産】
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イギリスの作家ディケンズの長編小説。1861年刊。孤児ピップが物語るその生涯の物語。寂しい田舎(いなか)で義兄夫婦と暮らしているピップに、ある日突然、名を秘した恩人から多額の財産が贈られ、ロンドンに出て紳士になる機会が与えられる。一躍金持ちになったが、世話になった素朴な義兄を恥ずかしく思うような卑しい根性に堕落する。しかし最後に謎(なぞ)の恩人が姿を現し、思いがけぬ劇的な結末を迎える。推理小説のような緊密なプロットと社会批判がみごとに結び付いた名作である。
[小池 滋]
『日高八郎訳『世界の文学13 大いなる遺産』(1967・中央公論社)』
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
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