夜頃・夜来(読み)よごろ

精選版 日本国語大辞典 「夜頃・夜来」の意味・読み・例文・類語

よ‐ごろ【夜頃・夜来】

〘名〙
① 夜の数が重なること。幾夜かの夜。数夜。また、このところ毎晩。
※栄花(1028‐92頃)浅緑「さてよごろ上らせ給て、吉(よき)夜してあべい事どもなどものせさせ給」
② 夜のあいだ。夜のうち
※讚岐入道集(1104‐06頃)「さみだれの頃よころ物がたりなどしてあかすを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android