夜殿(読み)よどの

精選版 日本国語大辞典 「夜殿」の意味・読み・例文・類語

よ‐どの【夜殿】

〘名〙 夜寝る殿舎。寝所寝室。ねや。夜処(よど)
書紀(720)皇極二年一一月(岩崎本訓)「山背大兄、仍りて馬の骨を取りて、内寝(ヨトノ)に投げ置く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「夜殿」の意味・読み・例文・類語

よ‐どの【夜殿】

寝所。寝室。
「置く霜の暁起きを思はずは君が―に夜離れせましや」〈後撰・恋五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android