多言(読み)タゲン

デジタル大辞泉 「多言」の意味・読み・例文・類語

た‐げん【多言】

[名](スル)口数の多いこと。ものを多く言うこと。たごん。「多言ろうする」「説明多言を要しない」⇔寡言
[類語]千言万語万言百万言口軽い口が軽い饒舌口まめ多弁おしゃべり軽口口が滑る口を滑らす口を衝いて出る口から先に生まれる口から出まかせを言う・口数が多い

た‐ごん【多言】

たげん(多言)」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「多言」の意味・読み・例文・類語

た‐げん【多言】

〘名〙 多くものを言うこと。口数が多いこと。多弁。能弁。饒舌。たごん。⇔寡言(かげん)。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
日葡辞書(1603‐04)「Taguenua(タゲンワ) ミヲ ガイス」 〔詩経‐鄭風・将仲子〕

た‐ごん【多言】

〘名〙 (「ごん」は「言」の呉音) =たげん(多言)
霊異記(810‐824)中「悪口多言、具(つぶさ)に述ぶること得ず」

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普及版 字通 「多言」の読み・字形・画数・意味

【多言】たげん

ことばが多い。おしゃべり。〔老子、五〕多言なれば數(しばしば)窮す。中を守るに如(し)かず。

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