精選版 日本国語大辞典 「多田寺」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
福井県小浜(おばま)市多田にある高野山真言(こうやさんしんごん)宗の寺。石照山(せきしょうざん)と号する。本尊薬師如来を祀(まつ)り「多田の薬師さん」で親しまれている。若狭観音(わかさかんのん)霊場第18番札所。多太ヶ岳は役行者(えんのぎょうじゃ)の開いた若狭修験(しゅげん)の根本道場で、その北麓(ほくろく)にある多田寺は行基(ぎょうき)の高弟勝行(しょうぎょう)によって749年(天平勝宝1)開創された。寺伝によると、薬師如来の霊験著しく、孝謙(こうけん)女帝の眼病平癒を祈願するとたちまち利益(りやく)を得たという。これによって山林100町歩(約100ヘクタール)、田畑などの寄進を受け、「石(せきしょう)山医王閣」の扁額(へんがく)を下賜され、勅願(ちょくがん)寺とされた。その後、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)、多田満仲(みつなか)、源頼光(らいこう)の崇敬を受け、祈願所となった。本尊脇侍仏(きょうじぶつ)の十一面観音像および菩薩(ぼさつ)像は本尊とともに国の重要文化財。そのほか寺宝に阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)、四天王像、十二神将像などがある。
[野村全宏]
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新