多孔尺八(読み)たこうしゃくはち

世界大百科事典(旧版)内の多孔尺八の言及

【尺八】より

…また,尺八は大正時代以来の新日本音楽,新邦楽,現代邦楽でも主要な地位を占め,明暗流以外の各流の奏者がその方面で活躍しており,さらに現代では,歌謡曲,ジャズ,ポピュラー,映画などの伴奏などにも尺八が好んで用いられている。近代以後のこうした新しい傾向の中で,洋楽の影響を受けて,半音階の吹奏を容易にするために尺八の孔数を増やした多孔尺八が1920年代から現れる。多孔尺八には七孔尺八,九孔尺八,オークラウロ(フルートと同様のキー・システムを備えた金属製)の3種がある。…

※「多孔尺八」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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