外骨腫症(読み)がいこつしゅしょう(英語表記)exostosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外骨腫症」の意味・わかりやすい解説

外骨腫症
がいこつしゅしょう
exostosis

単に外骨腫ともいう。主として長管骨にきのこ状に発育する骨性の腫瘤で,表面には軟骨性の組織が存在する。良性骨腫瘍中,最も発生頻度の高いもので,10歳代に好発する。単発性と多発性があり,多発性のなかには遺伝性を有するものもある。痛みや関節機能障害があれば外科的に手術する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android