外部記憶装置(読み)ガイブキオクソウチ

デジタル大辞泉 「外部記憶装置」の意味・読み・例文・類語

がいぶ‐きおくそうち〔グワイブキオクサウチ〕【外部記憶装置】

補助記憶装置

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IT用語がわかる辞典 「外部記憶装置」の解説

がいぶきおくそうち【外部記憶装置】

コンピュータープログラムデータを長期的に保存する補助記憶装置うちコンピューターの外部に置かれるもの。ハードディスクMO光磁気ディスク)、フロッピーディスクなど。電源を切ると記憶内容が消去されるメインメモリーの代わりにデータを保存する。⇔内部記憶装置 ◇「ストレージ」ともいう。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「外部記憶装置」の解説

外部記憶装置

コンピューターの内部にある主記憶装置(メインメモリー)を補助するための記憶装置のこと。補助記憶装置ともいう。メインメモリーに使用される半導体メモリーのRAMは、電源を切るとデータが消えてしまうため、電源を切る前に補助記憶装置に保存しておく必要がある。現在のコンピューターの外部記憶装置としてはハードディスクが代表的で、ほとんどのパソコンに使われている。最近では、ハードディスクに代わる記憶装置として、より高速に読み書きのできるSSD(Solid State Disk)が登場し、高性能なノートパソコンなどに採用されている。そのほかの外部記憶装置には、CDDVDUSBフラッシュメモリー磁気テープなどがある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外部記憶装置」の意味・わかりやすい解説

外部記憶装置
がいぶきおくそうち
external memory

コンピュータの演算装置が直接使用する内部記憶装置に対して,入出力チャネルを介して間接的に働く記憶装置で,磁気テープ,磁気ディスク磁気ドラム光ディスクなどがある。一般に記憶容量が大きく,比較的安価であることを特徴とする。大規模な情報システムでは外部記憶装置を有効に活用すれば経済的な処理を行うことができる。

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世界大百科事典(旧版)内の外部記憶装置の言及

【記憶装置】より

…コンピューター本体内(パソコンの場合はマザーボード上)にある内部記憶装置は,アクセス時間つまり読み書きにかかる時間が短いが記憶容量は小さいので,短期記憶として使用される。また,本体の外部にある外部記憶装置は,アクセス時間は長いが容量が大きいので,長期記憶として使用される。これらの記憶装置を図2のように階層的に使うことによって,より高性能で低価格の記憶システムが実現される。…

※「外部記憶装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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