外貌(読み)がいぼう

精選版 日本国語大辞典 「外貌」の意味・読み・例文・類語

がい‐ぼう グヮイバウ【外貌】

〘名〙
外面に現われた様子。外から見える有様。〔文明本節用集(室町中)〕
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇「徒に外貌(〈注〉ウハムキ)を飾るを以て、真成(ほんとう)体面(ひとがら)と思ふべからず」 〔礼記‐楽記下〕
② 顔のようす。顔だち。目鼻だち。
小公子(1890‐92)〈若松賤子訳〉前編二人の兄は、是に反して、外貌(グヮイバウ)美麗でなく、何の才も有(もた)ず」 〔韓非子‐喩老〕

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デジタル大辞泉 「外貌」の意味・読み・例文・類語

がい‐ぼう〔グワイバウ〕【外貌】

かたち。顔だち。
うわべのようす。外観。「外貌を飾る」
[類語]容姿風采風姿外形外見外面輪郭格好かたち形状姿すがた姿形すがたかたちなりなりかたち様子身なりなりふり服装風体ふうていスタイル姿勢姿態体勢かた振りポーズ身振り所作しぐさ素振り思わせ振り演技ジェスチャー

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普及版 字通 「外貌」の読み・字形・画数・意味

【外貌】がいぼう(ぐわいばう)

うわべ。みかけ。〔韓非子、喩老〕竅(くうけう)は(こいう)なり。耳目は聲色に竭(つ)き、は外貌に竭く。故に中無し。

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