外線(読み)ガイセン

デジタル大辞泉 「外線」の意味・読み・例文・類語

がい‐せん〔グワイ‐〕【外線】

屋外電線。「外線工事」⇔内線
外部に通じる電話線。また、その電話。⇔内線
外側の線。⇔内線

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「外線」の意味・読み・例文・類語

がい‐せん グヮイ‥【外線】

〘名〙
① 外側の線。〔五国対照兵語字書(1881)〕
② 屋外の電線。⇔内線
魔都(1937‐38)〈久生十蘭二九「電鈴装置の外線のコードを引きちぎっておいてすぐ裏階段から勝手口の扉へ廻り」
③ (官庁会社などで)外部へ通じる電話線。⇔内線
※ある小官僚の抹殺(1958)〈松本清張〉一「ある日、警視庁捜査二課長の名ざしで外線から電話がかかってきた」

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