外役(読み)がいえき

精選版 日本国語大辞典 「外役」の意味・読み・例文・類語

がい‐えき グヮイ‥【外役】

〘名〙
国外軍務につくこと。外国に出兵すること。外征。〔春秋左伝‐昭公二〇年〕
② 都から離れた所での勤務
菅家文草(900頃)五・賦葉落庭柯空「形骸疲外役、夢想到高舂
囚人獄舎の外に出して働かせること。また、その作業
歌舞伎島鵆月白浪(1881)序幕「外役先(グヮイエキさき)でお前(めえ)と一緒に、一つ鎖に繋(つな)がれて」

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デジタル大辞泉 「外役」の意味・読み・例文・類語

がい‐えき〔グワイ‐〕【外役】

国外で兵役に服すること。外征。
囚人を刑務所の外で使役すること。また、その作業。

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普及版 字通 「外役」の読み・字形・画数・意味

【外役】がい(ぐわい)えき

外の守り。国境警備。〔左伝、昭二十年〕寡君の下臣は君の牧圉(ぼくぎよ)なり。(も)し外役を扞(まも)ることをずんば、是れ寡君りとせざるなり。

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