外孫(読み)ソトマゴ

デジタル大辞泉 「外孫」の意味・読み・例文・類語

そと‐まご【外孫】

他家に嫁した娘や分家した息子にできた子。がいそん。⇔内孫うちまご
[類語]ひこ内孫初孫はつまご初孫ういまご嫡孫令孫曽孫ひ孫ひこ孫曽孫ひこ玄孫やしゃご・ひいひい孫

がい‐そん〔グワイ‐〕【外孫】

他家へ嫁に行った娘が産んだ子。そとまご。⇔内孫

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精選版 日本国語大辞典 「外孫」の意味・読み・例文・類語

そと‐まご【外孫】

〘名〙 他家へ嫁した娘にできた子ども。がいそん。⇔内孫
※助左衛門四代記(1963)〈有吉佐和子〉三「外孫(ソトマゴ)ばかりでは面白なかろがの」

がい‐そん グヮイ‥【外孫】

〘名〙 自分の娘が嫁に行って産んだ子。そとまご。⇔内孫
正倉院文書‐養老五年(721)下総国葛餝郡大嶋郷戸籍「外孫孔王部大麿年参歳、緑児」 〔史記‐呂后本紀〕

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普及版 字通 「外孫」の読み・字形・画数・意味

【外孫】がい(ぐわい)そん

他家にとついだ娘の子。〔漢書、司馬遷伝〕に死したる後、其の書稍(やうや)く出づ。宣の時、の外孫侯楊、其の書をす。

字通「外」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の外孫の言及

【孫】より

…孫とは2世代下の子孫の総称であり,日本人はこれを内孫(うちまご)と外孫(そとまご)に区別している。内孫とは婿養子の場合を除いて一般に男の子どもたちの子をいい,外孫とは婚出した子どもたちの子をさす。…

※「外孫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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