外国人研修制度

人材マネジメント用語集 「外国人研修制度」の解説

外国人研修制度

・人事評価時に評価者が陥りやすいエラーで、評価期間全ての事象(業績態度、行動等)を評価の対象にするのではなく、期末(評価結果が評価を実施するタイミング
に近い時点)の事象が強く印象に残り、評価結果に影響する傾向を指す。
・評価対象期間が半年、一年など長期になる場合に起こりやすい。原因としては、被評価者を評価するための情報が少なすぎるため(適切に評価出来なくて)に、直近
事象をもって評価してしまうことなどが考えられる。
期末効果は、人事評価時における正当な評価との乖離を意味し、人事評価時に評価者が留意する事項の一つとして捉えられている。
・期末効果の予防策としては、部下の行動や実績に関する事象を、日ごろから書き溜められるチェックツールを作成し、活用することである。また、半年、1年の長期間
の評価期間の間に、中間評価を挟み刻むことで事実に即した評価を図ることなどが考えられる。
・尚、類似する効果で直近効果が存在する。

出典 (株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外国人研修制度」の意味・わかりやすい解説

外国人研修制度
がいこくじんけんしゅうせいど

海外合弁企業および年 10億円以上の取引実績のある企業から日本企業の技術商慣習を学ぶために外国人が滞在することを認めている制度。改正入管法に基づき,滞日期間は1年以内で,3年間まで更新できる。政府技術移転を進めるため外国人研修生の受け入れに積極的で,労働省も 1989年度に「海外青年技能研修計画」を創設した。

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