変作(読み)へんさ

精選版 日本国語大辞典 「変作」の意味・読み・例文・類語

へん‐さ【変作】

〘名〙
① かわること。
※俳諧・葛の松原(1692)「たまたま名家の一まきを見て、始終(はじめをはり)の変作(ヘンサ)をかへりみず」 〔戦国策‐楚策・頃襄王〕
仏語。姿をかえてあらわれること。また特に菩薩などが世の人を救うために、仮に姿を変えて現われたり、または種々の事物を現わしたり変えたりすること。化作(けさ)
※道範消息(1243‐49頃)「野干鬼類の変作に二あり。一つには微妙天童と現し候」 〔止観輔行‐五・四〕

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普及版 字通 「変作」の読み・字形・画数・意味

【変作】へんさく

変わる。

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