壱弄楽・壱哢楽・一弄楽(読み)いちろうらく

精選版 日本国語大辞典 「壱弄楽・壱哢楽・一弄楽」の意味・読み・例文・類語

いちろうらく【壱弄楽・壱哢楽・一弄楽】

雅楽曲名左方楽で、壱越調(いちこつちょう)一つもとは、序の曲も舞もあったが、中世以後絶えた。仁明天皇の時(八三三‐八五〇)、大戸清上作。舞は大戸真縄作。一隆楽(いちりゅうらく)承天楽。いつろらく。〔二十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android