壮兵(読み)そうへい

世界大百科事典(旧版)内の壮兵の言及

【徴兵令】より

…廃藩置県後,1万足らずの政府直轄軍である親兵のほかには旧各藩兵から成る4鎮台歩兵10大隊と19小隊・砲隊2隊の地方軍しかもっていなかった明治政府は,早急に統制ある常備軍建設の必要に迫られた。実現すべき兵制については,壮兵=職業兵制とするか,徴兵制とするか,民兵=国民軍制とするかについて議論があったが,陸軍大輔山県有朋の主導権のもとに徴兵制が採用され,1872年(明治5)11月に徴兵の詔・徴兵告諭,翌年1月に徴兵編成並概則を布告した。これが第1期の徴兵令である。…

※「壮兵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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