精選版 日本国語大辞典 「士庶」の意味・読み・例文・類語 し‐しょ【士庶】 〘名〙① (「士」は道を修め人の長たる身分の者、「庶」は農工商に従う者の意から転じて、身分の高い人に対して) 一般の人々。※続日本紀‐天平勝宝元年(749)四月甲午「群臣百寮及士庶分頭、行二列殿後一」※いさなとり(1891)〈幸田露伴〉二「帝国軍艦千早号の縦覧を士庶(シショ)に許さるる」 〔周礼‐夏官・大司馬〕② 士分の人と平民。武士と庶民。※読本・唐錦(1780)一「還俗してより志を得て士庶(シショ)をえらばず、容色すぐれたると聞く時は」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「士庶」の読み・字形・画数・意味 【士庶】ししよ 士人民衆。〔後漢書、劉虞伝〕・徐の士庶、巾のをけて、に歸する百餘口。皆收恤(おんじゆつ)し、爲に生業を安立す。民皆其の徙(せんし)をる。字通「士」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報