壁寸莎(読み)かべすさ

精選版 日本国語大辞典 「壁寸莎」の意味・読み・例文・類語

かべ‐すさ【壁寸莎】

〘名〙 (「かべずさ」とも) ひびわれを防ぐために、壁土にまぜる、わら、麻、和紙などの細片。かべつさ。すさ。つた。転じて、役に立つもの、助けとなるもののたとえ。
※浄瑠璃・国性爺後日合戦(1717)三「たくはへ持し徒党の金、お城の普請(ぶしん)のかべずさと、指上指上」

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