墨水(読み)ぼくすい

精選版 日本国語大辞典 「墨水」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐すい【墨水】

[1] 墨をすった汁。墨汁墨瀋(ぼくしん)
人情本春色梅児誉美(1832‐33)初「冬至の宵に墨水(ボクスヰ)を硯にうけて筆を染」 〔蘇軾‐監試呈諸試官詩〕
[2] (隅田川の「すみ」に墨の字をあてたもの) 隅田川の異称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「墨水」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐すい【墨水】

《隅田川の「すみ」に「墨」の字を当てたものから》隅田川の異称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「墨水」の読み・字形・画数・意味

【墨水】ぼくすい

墨汁。

字通「墨」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android