塵外(読み)じんがい

精選版 日本国語大辞典 「塵外」の意味・読み・例文・類語

じん‐がい ヂングヮイ【塵外】

〘名〙 俗世間のわずらわしさを離れた所。また、その境地。うき世の外。塵界の外。世外
懐風藻(751)山斎〈河島皇子〉「塵外年光満、林間物候明」 〔晉書謝安伝論〕

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デジタル大辞泉 「塵外」の意味・読み・例文・類語

じん‐がい〔ヂングワイ〕【×塵外】

俗世間のわずらわしさを離れた所。塵界の外。

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普及版 字通 「塵外」の読み・字形・画数・意味

【塵外】じんがい(ぢんぐわい)

世俗の外。〔晋書、謝安伝論〕(謝安)、始め塵外に居り、人(じんかん)を高謝す。山林に嘯詠(せうえい)し、江泛す。此の時に當り、然(せうぜん)陵霞の致り。

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