精選版 日本国語大辞典 「塩素酸塩」の意味・読み・例文・類語
えんそさん‐えん【塩素酸塩】
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塩素酸HClO3の水素を金属で置換してできる塩の総称.水酸化アルカリ,アルカリ土類金属水酸化物水溶液に塩素を通じるか,塩素酸水溶液に金属酸化物または炭酸塩を溶かしてつくる.一般に,無色の結晶で,常温では安定であるが,加熱すると分解する.陽性の強い金属塩では,
4MⅠClO3 → 3MⅠClO4 + MⅠCl
となり,さらに加熱すると,
MⅠClO4 → MⅠCl + 2O2
の反応により酸素を放つ.MnO2のような遷移金属の酸化物が存在すると触媒になり,分解温度が下がり,酸素を放って塩化物になる.有機物や硫黄,リンなどの可燃性物質と共存すると摩擦などにより爆発することがある.水溶液中の酸化力は酸性で強く,中性,アルカリ性では非常に弱い.次亜塩素酸塩より酸化力は弱い.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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