精選版 日本国語大辞典 「塩味」の意味・読み・例文・類語
えん‐み【塩味】
〘名〙
② 物事の味わい。おもしろみ。
※紹三問答(1579)「さゆると寒きとを同事といはば、哥道の塩味は少もなき事也」
※伊達家文書‐(天正一七年(1589)二月)一八日・最上義光書状「能々御塩味を以可レ承候」
しお‐み しほ‥【塩味】
〘名〙
① 塩のはいった味。しおあじ。
しお‐あじ しほあぢ【塩味】
〘名〙 塩でつけた味。
※助左衛門四代記(1963)〈有吉佐和子〉三「一口糗粉を口に入れて、その塩味の底に麦一品にしては奇妙に複雑な味を」
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