塔守(読み)とうしゅ

世界大百科事典(旧版)内の塔守の言及

【夜警】より

…国の秩序の維持と都市や城塞の警備,帝国国境の警備が主たる内容で,遠征に赴くことのできない貧しい人々にも夜警の義務が課されていた。のちには塔守が現れたが,それは戦時の警備だけでなく,城の安全と平和を守るために配備されたものであった。神が人々に安らかな夜とよき昼を与えて下さるようにとの祈りをこめて朝の歌と夜の歌を歌ったのも塔守であった。…

※「塔守」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」