堅田喜三久(3代)(読み)かただ きさく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堅田喜三久(3代)」の解説

堅田喜三久(3代) かただ-きさく

1935- 昭和後期-平成時代の長唄囃子(はやし)方。
昭和10年9月8日生まれ。叔父の家元3代堅田喜惣治(きそうじ)にまなび,舞台をつとめながら鳴物(なりもの)の修業をかさねる。昭和28年18歳で3代堅田喜三久を襲名。長唄の舞台や歌舞伎出囃子のほか,ポピュラー,クラシックの演奏にも参加。平成2年芸術選奨。11年人間国宝。東京出身。本名は安倍康仁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android