堂ヶ島[温泉](読み)どうがしま

百科事典マイペディア 「堂ヶ島[温泉]」の意味・わかりやすい解説

堂ヶ島[温泉]【どうがしま】

神奈川県箱根町の温泉。弱食塩泉。41〜79℃。江戸時代には箱根七湯一つで,17世紀には湯坪が2ヵ所あった。道路から100m下の早川谷底にわき,箱根登山鉄道宮ノ下駅から旅館専用のロープウェーケーブルカーで下る。付近には滝が多い。
→関連項目箱根

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世界大百科事典(旧版)内の堂ヶ島[温泉]の言及

【温泉】より

…伊豆古奈温泉は地震前に白濁した。箱根の堂ヶ島温泉では9月1日午前6時ころに温泉が泥濁し,入浴中身体が見えなくなるほどであった。このように関東大地震の前兆が温泉に現れていた。…

【堂ヶ島】より

…乗浜や浮島海岸は海水浴場である。62年には堂ヶ島温泉(含ボウ硝セッコウ泉,32℃)が掘削され,観光地化が進展した。70年開設の洋ランセンターがある。…

【西伊豆[町]】より

…ここで水揚げされるカツオは鰹節に加工され,田子節として有名。景勝地堂ヶ島や堂ヶ島温泉(セッコウ泉,32℃),洋ランセンターがあり,西伊豆観光の中心地となっている。【萩原 毅】。…

※「堂ヶ島[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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