執鞭(読み)シツベン

デジタル大辞泉 「執鞭」の意味・読み・例文・類語

しつ‐べん【執×鞭】

むちをとること。
むちで馬をあつかうこと。また、その人。御者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「執鞭」の意味・読み・例文・類語

しつ‐べん【執鞭】

〘名〙
① むちを手に持つこと。
② むちで馬を御すること。また、その人。御者(ぎょしゃ)
※本朝文粋(1060頃)一二・大宰府荅新羅返牒〈菅原淳茂〉「唯甘扶轂執鞭。豈憚深桟一レ険」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「執鞭」の読み・字形・画数・意味

【執鞭】しつべん

御者。〔論語、述而〕富にして求むべくんば、執鞭の士と雖も、吾(われ)も亦た之れを爲さん。如(も)し求むべからずんば、吾が好むに從はん。

字通「執」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android