執達(読み)シッタツ

デジタル大辞泉 「執達」の意味・読み・例文・類語

しっ‐たつ【執達】

[名](スル)上位の者の意向命令などを下位の者に伝えること。通達

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「執達」の意味・読み・例文・類語

しっ‐たつ【執達】

〘名〙 上意をうけて下位の人に通達すること。上位の人の意向を下位の人に伝達すること。しゅうたつ。
読本近世説美少年録(1829‐32)二「件のよしを執達(シッタツ)せん」

しゅう‐たつ シフ‥【執達】

〘名〙 (「しゅうだつ」とも) =しったつ(執達)
色葉字類抄(1177‐81)「執達 シウタツ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android